BFstory最初で最後の物語v4
フラッグ:「ハァッ・・・・ハァッ・・・くそぅ、シェイドさん・・・一体どこに行ったっていうんだ!!」
数日か前の事ー
フラッグ:「・・・で、シェイドさんが行方不明になったと・・・。」
エリナ:「えぇ・・・、悪魔にやられたのかしら・・・心配ね。」
シンラ:「・・・本人らしき情報は今のとこ3つ、」
シンラ:「一つは北のアラカタ廃工場。」
エリナ:「は!?何でそんな所に!?」
シンラ:「情報によれば今あそこは魔物の棲みか、よほど強い人でなければたちまち魔物にやられてしまう・・・が、旅人の間で「廃工場に、売れば高く売れる魔法の宝石がある」という噂が立って・・・、今はあそこは旅人が訪れる事が多くなったそうよ。」
エリナ:「なるほど・・・ね、それでシェイドはその旅人の勧誘をしに行って、戻って来ない・・・と。」
シンラ:「誰かが調査しに行かないと・・・・なぁフラッグ?」
フラッグ:「え゛、なぜこっちをみるし。」
シンラ:「だ〜れ〜か〜が〜い〜っ〜て〜く〜れ〜な〜い〜か〜な〜〜〜????」
フラッグ:「うっ・・・わ、分かりましたよ・・・行けばいいんでしょ行けば。」
ーアラカタ廃工場ー
フラッグ:「うわー・・・本当にボロい・・・足場が今にも崩れそうだ・・・(カン・・・カン・・・)」
「グルルルル・・・」「ギギギィー・・・」
フラッグ:「・・・魔物が・・・どっからか僕を狙ってるのか・・・?、これは急いで奥まで行かないと・・・こっちが倒れそうだな・・・。」
???:「ギゴガゴゴゴガ・・・。」
フラッグ:「!?、(ロ、ロボット!?・・・ぼろぼろの。)」
「ガゴォン!!」
フラッグ:「うわっ!、床が・・・!!や、やばい!!(ダッ)」
(バキバキメキメキ!!!)
ロボット:「ギゴゴゴゴゴガ・・・ゴギゴグガ・・・」
フラッグ:「通路が塞がれた・・・、どうしよう、どうやって帰る・・・僕の闇でもあんな遠くまでは届かないし・・・。」
???:「お・・・おい・・・・た、助け・・・て。」
フラッグ:「!、き、君は・・・!!、一体、どうしたの!?」
旅人:「奥に・・・宝石・・・変わった・・・!、勝ち目・・・ない!!、逃げろ!!」
フラッグ:「君を置いては行かない・・・それに通路が塞がってしまった、どうすれば・・・、(ピーピーピー)ん?、携帯・・・ってズボンに携帯入れたの誰だ・・・、それより・・・電話?、シンラさんからだ!」
シンラ:「(ぴっ)あー・・・あー・・・聞こえますか、フラッグ氏。」
フラッグ:「シンラさん!ど、どうしよう僕・・・・!」
シンラ:「状況は大体わかっている、閉じ込められたのだろう?、落ち着くんだ・・・いいか、良く聞け、そこには、非常用の出口があるんだ。」
フラッグ:「え!!」
シンラ:「だが、残念な事に、さっき聞いていたのだが・・・君の目の前の扉の奥だ・・・、」
フラッグ:(・・・・、この人の話だと、この奥に・・・何かいる、勝ち目がない
みたいなこといってたな・・・、危険だけど・・・でも・・・・・。)
フラッグ:「シンラさん、僕行ってきます!!(ピッ)」
シンラ:「あっおいっ・・・!」
「ウイィィ・・・ン・・・・ガシャン」
???:「・・・・・ダ・・レ?」
フラッグ:「!?、ど、どこだ!!」
???:「ワタシハ・・・・ココ・・・・」
???:「アナタノメノマエニアル・・・・クロキホウセキ・・・」
フラッグ:「なっ!?、宝石がしゃべってるのか!?」
クリスタル・コア:「ワタシハ・・・クリスタル・コア・・・ソウ・・・ヨバレテタ・・・。」
クリスタル・コア:「・・・・?、アナタニハ・・・マエニドコカデ・・・・アッタコトガアッタヨウナ・・・・?」
フラッグ:(確かに・・・この宝石から敵意を感じない・・・でもなら何故あの旅人は・・・?)
クリスタル・コア:「アァ・・・・!!」
フラッグ:「!?」
クリスタル・コア:「ア、タハ・・・エ、ユウ・・・?、ウ、ダ・・・ソン、・・・デ、・・・アァァァァァァァアアアアアアアアアア!!」
フラッグ:「な、なん・・・!?、ウワアアアアアッ!!?」
クリスタル・コアが眩い光を放ち、何かの映像が頭に直接流れてきた・・・。
過去のフラッグ:「メア・・・」
続く